ガイドブック「大阪・関西万博ぴあ」は現在最高の万博・パビリオン情報源!

2025/02/27付で発売されたガイドブック、「大阪・関西万博ぴあ」が現状ベストな情報源だったので紹介します。

万博公式サイトを見てもパビリオンのことがよくわからないな……チケットを貰ったのに情報が足りなくて予約ができない……という人はぜひこのガイドブックを読むべきです!

 

 

○ほぼ初公開!園内の見やすいマップ

ニュースでもマップ画像が公開されていますが、パビリオン名が記載されている地図が初めて公開されました!トイレやエレベーターの位置など、人によっては事前に知っておきたい情報も掲載されています。

travel.watch.impress.co.jp

おそらく海外パビリオンが遅れており今後も変更が入る可能性があるのが原因だと思うのですが、これまで万博協会はわかりやすい地図を頑なに公開してきませんでした。

2025/02/27時点、公式サイトのマップ。文字情報なしのコンセプトイラストが拡大縮小できるだけという狂気の作り。

 

実は公式サイトで「教育旅行のしおり」としてぴあのガイドブックよりも更に詳細な地図が公開されたことがあったのですが、後にサイトから削除されました。多分地図が詳細すぎるのがマズかったのではないかと憶測しています。

https://web.archive.org/web/20250219075355/https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/educatinal_trip.pdf

現状公開されている地図の中では、ぴあのガイドブックに載っているものが最も詳細で使いやすいです!

 

○アクセスガイド

公式サイトに載っている情報とほぼ一緒ですが、シャトルバスの各駅からの金額・所要時間・便数がわかりやすくまとまっています。公式サイトに載っていなかった旅客船の航路も紹介されています(「※変更になる場合あり」との但し書き付ではありますが)。

高速バスや空港バスなど、とにかく交通機関側で詳細が決まってないものは紙面に載せられないという苦労も見え隠れします。

基本的には地下鉄で移動するのが無難かと思いますが、地下鉄以外の移動方法を検討したい人には役立つと思います。

 

○充実したパビリオン紹介

パビリオン紹介には期待していたよりも多くの情報が載っていました。

海外パビリオンは(おそらく各国からの情報提供が遅れているせいで)情報不足が否めず、コンセプトアートだけが載っている国も多いのですが、国内パビリオンは情報が充実しています。

そのパビリオンに行ったら何が見られるのか?どんな体験ができるのか?ということが十分にわかる情報が掲載されています。パビリオンの所要時間の目安も載っているのが◎。パビリオンのコンテンツの充実具合を所要時間から推測することができます。

 

○パビリオン予約の要否がわかる

事前予約・当日登録・当日整理券・先着順・自由入館の5種類の入館方法があり、各パビリオンがどの方法で入場可能かわかるようになっています。

 事前予約・当日登録⇒チケット購入サイトで予約が必要

 当日整理券・先着順・自由入館⇒当日並べば入れる

と大まかに2種類に分けて考えるのがよさそうです。特に、先着順と自由入館は何が違うのか分かりません……。

このガイドブックで入館方法が「事前予約・当日予約」だけになっているパビリオンは、現時点では予約必須のパビリオンということになります。チケット購入サイトで優先的にパビリオン予約をする対象だと考えましょう。

ただし、チケットの売上不振によって、パビリオン予約を緩和する方向に変更されていますので、これらのパビリオンでも当日並べば入れるようになる可能性は高いです。

海外パビリオンは入館方法が決まっていない国が数多くありますが、これらは当日に並べば入れるものと思われます。

 

○簡易的なイベントカレンダー

イベント情報は、毎日どんなイベントがあるのかをざっと見るにはわかりやすいデザインになっています。が、予約の要否や時間帯など、詳細な情報はすべてカットされていますので、公式サイトで別に確認する必要があります。

 

○写真で見やすいグルメガイド

食事はやっぱり、写真がたくさんある紙面で見ると、行きたい気持ちがぐっと変わりますね。

特に見開き2ページで紹介されているくら寿司は圧巻!万博会場のくら寿司では、通常の寿司メニューに加え、世界の各国の料理を提供するそうです。ベトナムの生春巻きやトルコのケバブといった定番どころから、トーゴのアジデジ、キューバのロパビエハなど名前を知らない料理まで68種類もの万博オリジナルメニューが全て写真付きで紹介されています。

正直、「わざわざ万博行って、チェーン店の寿司食べてもなー」とナメていたのですが、このガイドブックを見てくら寿司に行きたい気持ちがむくむくと湧いてきました。

 

○海外パビリオンのレストラン情報

海外パビリオンに併設されるレストランは公式サイトのレストラン一覧から検索できなくて困っていたのですが、どの海外パビリオンにレストランがあるのか、会場マップのレストランマーク🍴でわかるようになりました!

タイプAで出展している国の大半は食事を提供しているようです。

ごくごく一部ではありますが、各海外パビリオンの料理のイメージ写真も特集ページに掲載されていますよ(多分大幅に変更されると思いますが)。

 

 

というわけで、ざっと内容を紹介しました。公式サイトに比べてパビリオン情報が遥かに充実していますので、読んでいるとワクワクしてきます。

これまで「万博で何やるのかわかんないんだよな」と思っていた人でも、このガイドブックを読めば、行きたいパビリオンがきっと見つかると思いますよ。